石川県のことば

石川県の方言を解説していきます。

【石川県】晴れの定義【習慣】

大概、晴れというのは f:id:mattarimattari:20170918083309j:plain

こういう空ではないでしょうか。

ところが、石川県の場合f:id:mattarimattari:20170918083327j:plain
こういう天気でも晴れです。

石川県は年間降水日数が160日ほどあり、1年のうち約半分は雨が降っているような状態です。(お隣の富山県福井県も)
冬になると青空なんて激レアで、さらに雷のオプション付きとなり穏やかではありません。
冬の北陸の空は暗黒の世界です。

そんなお天道様になかなか会えない地域なので、雨や雪さえ降っていなければ、野球の試合もできる!田植えもできる!ということで、晴れも曇りもひっくるめて「晴れ」と表現しています。

自信満々に「今日晴れとる」と言われ、え?ん?…曇りですけど…。と思ってもサラッと流してください。