【石川県】かやす【方言】
かやす
【意味】こぼす
例文①
「おつゆ、ほんなとこ置いといたらかやってまうよ!」
訳:お味噌汁、そんなところに置いといたらこぼしちゃうよ!
何かが溢れるときに使われますが、
器などの容器から溢れるという感じでもなく
スープをスプーンですくったときに、ちょっとだけスープがこぼれてしまった感じでもなく
器やコップごと倒れて、派手にジャバーっとやってしまった感じが
かやす
です。
石川県民は、子どもの頃に親から何度も言われていると思います。
例文②
花咲爺「枯れ木に花を咲かせましょ〜♪」
ぱっ※ぱっ※
花咲爺「あ!」
ザルがひっくり返って、灰を全部こぼしてしまう
花咲爺「あらー。灰かやってもーたー」
訳:あーあ。灰全部こぼしちゃったー
桜満開
花咲爺「きれーに咲いたし、まぁえぇわ!」
訳:綺麗に咲いたし、ま、いっか!